ここでは、義母の臨終からどのような流れで家族葬が行われたか、その流れをご説明します。今でも思い出すと悲しいこともありますが、皆様のご参考にしていただければと思います。
病院では死亡が確認されると、看護士さんによって遺体を清められ、お着替えをさせていただけます(エンジェルケアと呼ばれています)。その間に葬儀社さんに連絡を入れて、葬儀の準備をおこなわなければなりません。一般的には、このときに病院から葬儀社さんを紹介されることが多いのですが、これだけのショックを受けたときにいろいろと細かい検討はとてもできるものではありません。生前にお願いする葬儀社を決めておくことは、こういうときにも有効だと思います。
連絡を受けた葬儀社は寝台車で迎えに来てくれます。その後、遺体を自宅に搬送し、布団に安置していただけます。自宅への搬送が難しい場合は、葬儀社に相談して別の場所を検討することも可能です。
事前に準備していたとしても、そのときになると激しく動揺し、冷静になることは難しいかもしれません。まずは気持ちが落ち着くのを待って、その後の段取りを葬儀社と話し合いましょう。このとき、以下のことをよく打ち合わせておくといいかと思います。段取りがまとまったら、参列者の候補に連絡します。
通夜、葬儀、火葬までの流れは、一般葬と大きな違いはありません。家族葬でも、僧侶をはじめとする宗教者に来ていただくことが多いようです。義母の葬儀では、本人が懇意にしていたお坊様に来ていただきました。葬儀がおこなわれたあとは、出棺、火葬となります。
義父の時は弔問客が多く、対応に追われた結果、ゆっくりとお別れをいう間もなく火葬まで行ってしまいました。ですが家族葬なら参列者が少ないですので、ゆっくりと故人を偲ぶことができます。義母の葬儀でも皆で悲しみを共有し、故人との別れを乗り越えるための貴重な時間を得ることができました。
『親しい家族の死』に悲しみはつきものです。ですが、その悲しみに心静かに浸ることができてこそ、新たな生活を送る大きな一歩を踏み出すことができると思います。